一夜の奇跡は真実の愛を灯す~副社長の甘い誘惑に溺れて~
『絢斗さんが、今度家に招待してくれた。一緒に行こう』


『嬉しい。一花さんと電話では話してるけど、なかなか会えないから…久しぶりにお会いしたい。子育てについていろいろ聞いておきたいの』


『そうだな。絢斗さんも一花さんも、子育ての先輩だからな』


麗央さんは、いつも私がしたいこと、時には、したいだろうなって考えて、何でも実行してくれる。


社長になった今、本当に忙しいのに、いつも私を気遣ってくれて…


本当に…嬉しい。


『桜桃羽、散歩に行こうか。体調は大丈夫?』


『大丈夫。散歩、行きたい』


私達は、ゆっくりと歩きながら、近くの公園を散歩した。


『もうすぐ桜の綺麗な季節だな。グレースホテル東京のレストラン、予約しておくから。またあの桜…見に行こう』


『うわぁ、楽しみ。グレースホテル東京の桜は最高に綺麗だから…夜もライトアップでより綺麗だし』


『来年は3人だから、2人きりで行くのは今年が最後だな。俺も楽しみにしてる』
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