幼なじみ

「行くぞ、姫架」




また皇に腕を引かれて歩こうとした瞬間。



反対側の手を先生に掴まれる。




「!?」




何かと思い振り返ると




「今度、こいつがいない時にメアド教えてね♪」




って………


全然反省も何もしてないな…(汗




「え…ぇと……」




私が固まっているのを見かねてか、

皇が先生に掴まれていた手をべりっと剥がし、




「姫架に触るな。変態教師」



って捨て台詞みたいなのを吐いて、

今度こそ私を引っ張っていく。




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