幼なじみ
★後編★
★姫架の気持ち★
今日は沙妃が掃除当番のため昇降口で待つ。
ちなみに皇は、
「皇、サッカーやんね?」
サッカー部の人達が皇を誘う。
「オレ?
オレは姫架と――…」
「行ってきなよ。
皇行きたいんでしょ??」
チラッて私を見た皇の目は、
明らかにやりたいって顔そのもの。
やりたいって顔に書いてあるもの。
「悪ィっ!
沙妃が来るまでサッカー部のヤツらとサッカーをしてくるわ!
沙妃が来たら呼んで!」
って。