幼なじみ
「え~ だってさー
オレと姫架ちゃんは愛しあって…」
「ませんっっ!!」
「ありゃ? 振られちゃった」
そこは否定するからっ!
否定しなくてどーするのよっ
振られちゃったも何も無いしっ
「いー加減にして下さ……っくしゅん!」
喋ってる間にくしゃみが出てしまい、先生にかかる。
「あ…」
「俺、こんな汚いコ嫌だ」
「私もお断りなのでちょうどよかったですね(ニコ)」
満面の笑みで返す。
「しゃぁねぇ、姫架ちゃんは諦めるか。
王子様が来たわけだし、オレは行くかなー。
じゃーな、王子様」
皇の頭に手を乗せ、皇と目を合わせてから保健室から出ていく。
え。