涙 〜キャバ嬢×ホスト〜【完結】
「真由美ッ!」
中学、高校と同じだった。
こっちに何も言わずに出てきてから、気まずくなって連絡を取らなくなっていたのに。
真由美も、自分を試すために、都会に出てくるとメールが入り…
久しぶりにやり取りをしたんだ。
「とりあえず…居酒屋でも行こうか?」
「うん!」
とりあえず、近場の居酒屋に入って乾杯をする。
「しかし…ゆうちゃんは可愛くなったね!私なんか…田舎くさくない?」
「そんなことないよ。真由美、可愛くなったよ。
それよりさ…急に音信不通になってごめん。」
「いいよ。色々あったんでしょ?1人になりたいときだって、あるもんね。」
「ごめん。」
「私も色々あったんだ…」