涙 〜キャバ嬢×ホスト〜【完結】

「真由美ッ!」


中学、高校と同じだった。



こっちに何も言わずに出てきてから、気まずくなって連絡を取らなくなっていたのに。

真由美も、自分を試すために、都会に出てくるとメールが入り…
久しぶりにやり取りをしたんだ。



「とりあえず…居酒屋でも行こうか?」


「うん!」




とりあえず、近場の居酒屋に入って乾杯をする。




「しかし…ゆうちゃんは可愛くなったね!私なんか…田舎くさくない?」


「そんなことないよ。真由美、可愛くなったよ。
それよりさ…急に音信不通になってごめん。」


「いいよ。色々あったんでしょ?1人になりたいときだって、あるもんね。」


「ごめん。」


「私も色々あったんだ…」




< 40 / 87 >

この作品をシェア

pagetop