初めはタイトルに惹かれて読み始めました。
だけど読んでいくうちにだんだんとその世界へと入っていきました。
睡と時雨様は本当にお似合いの夫婦です。
時雨様と睡のお姉さん、玉響(玉紀)さんは義理の腹違いの兄妹で。睡蓮と玉響さんは姉妹。
複雑だけど、本当に素晴らしい世界観でした。
玉響さんは、脳の病気で他界。だけど玉響さんは、時雨様のことを愛していました。
そんな思いだって、儚くて、切なくて。心に染みました。玉響さんだって、亡くなるまできっと幸せだったと思えたと思います。
吉原、そして花魁を舞台にしたこの世界観にわたしは感動しました。そして睡と時雨様が永遠に幸せでいられるように心から願っています!
あと、四方さんと瑛一さんの幸せも!もし文庫化されたら、四方さんと瑛一さんのその後の話もみたいです!
時雨様と瑛一さんの大ファンの高坂彩乃より!
2021/3/23