【改訂版】新まりなの日記
【アタシがイヤならもういいわよ!!】
8月25日・くもり
アタシは、この日を境にしてあいつと離婚すると決意した。
アタシは、もうがまんの限界を大きく超えた。
この時、あいつが勤務している事業所が債務超過によってトーサンする恐れが出た。
事業所は、トーサンを回避するために9月支給分以降に支給されるお給料を大きく減額すると決めた。
そうなると、従業員さんたちの暮らしが大打撃を受ける。
せやけん、あいつは少しでも条件のよい事業所へ転職することを考えた。
しかし、義母はあいつが別の事業所へ転職することに消極的だった。
それが原因で、母子間で深刻な対立が生じた。
この日の夕食時であった。
義母があいつに今の事業所をつづけてほしいと要求したことが原因で、母子間でひどい大ゲンカが発生した。
この時、端にいたアタシがブチキレた。
ブチキレたアタシは、義母に思い切り怒鳴りつけた。
「あんたたち!!アタシの前でくだらん母子ゲンカをするな!!」
義母は、アタシに対してあつかましい口調で言い返した。
「まりなさん!!だまりなさい!!」
「その言葉、そっくりそのまま返すわよ!!ふざけんなボケシュウトメ!!」
「まりなさん!!そんなにこの家が不満だったら出て行きなさい!!」
「上等だわ!!こなな家、ヘドが出るほどはぐいたらしい(あつかましい)のよ!!」
「ンマー!!なんなのかしらもう!!サイアクだわ!!けいぞうが…あと20年遅く生まれていれば、条件のいいお嫁さんがいたのに…」
「それはあんたの子育ての仕方が悪いからでしょ!!ふざけんな!!アタシは、あんたらを一生うらんでやる!!」
顔を真っ赤にしたアタシは、キャリーバッグに荷物を詰めて家出をする準備をした。
そこへ、あいつがオタオタした顔でやって来た。
あいつは『出て行かないでくれぇ~』とメメシイ声で言うた。
アタシは、メメシイあいつを右足で数回けつった。
そして、アタシはキャリーバッグと赤茶色のバッグを持って玄関へ向かった。
アタシが玄関から出ようとした時、あいつがアタシの行く手をふさいだ。
あいつはアタシに『出て行かないでくれぇ…この通りだ~』と言うて、メソメソ泣いた。
アタシは、キャリーバッグの金具であいつの左目を激しく叩いて目をつぶした。
あいつは『目がつぶれた…目がみえん…』と言うて泣いた。
けど、アタシは『フン、そんなんしらんわよ…嫁はん粗末にしたけんバチが当たったのよ!!』と言うてツバをはいた。
そして、アタシは家出した。
アタシは…
あななマザコン野郎と結婚したさかいに…
大失敗をこうむった…
40過ぎの女のアタシに…
結婚なんて…
猫に小判よ…
ふざけるな!!
キャリーバッグと赤茶色のバッグを持って家出したアタシは、非常に激しい雨が降っている中を歩きながら怒りに震えていた。
アタシは、この日を境にしてあいつと離婚すると決意した。
アタシは、もうがまんの限界を大きく超えた。
この時、あいつが勤務している事業所が債務超過によってトーサンする恐れが出た。
事業所は、トーサンを回避するために9月支給分以降に支給されるお給料を大きく減額すると決めた。
そうなると、従業員さんたちの暮らしが大打撃を受ける。
せやけん、あいつは少しでも条件のよい事業所へ転職することを考えた。
しかし、義母はあいつが別の事業所へ転職することに消極的だった。
それが原因で、母子間で深刻な対立が生じた。
この日の夕食時であった。
義母があいつに今の事業所をつづけてほしいと要求したことが原因で、母子間でひどい大ゲンカが発生した。
この時、端にいたアタシがブチキレた。
ブチキレたアタシは、義母に思い切り怒鳴りつけた。
「あんたたち!!アタシの前でくだらん母子ゲンカをするな!!」
義母は、アタシに対してあつかましい口調で言い返した。
「まりなさん!!だまりなさい!!」
「その言葉、そっくりそのまま返すわよ!!ふざけんなボケシュウトメ!!」
「まりなさん!!そんなにこの家が不満だったら出て行きなさい!!」
「上等だわ!!こなな家、ヘドが出るほどはぐいたらしい(あつかましい)のよ!!」
「ンマー!!なんなのかしらもう!!サイアクだわ!!けいぞうが…あと20年遅く生まれていれば、条件のいいお嫁さんがいたのに…」
「それはあんたの子育ての仕方が悪いからでしょ!!ふざけんな!!アタシは、あんたらを一生うらんでやる!!」
顔を真っ赤にしたアタシは、キャリーバッグに荷物を詰めて家出をする準備をした。
そこへ、あいつがオタオタした顔でやって来た。
あいつは『出て行かないでくれぇ~』とメメシイ声で言うた。
アタシは、メメシイあいつを右足で数回けつった。
そして、アタシはキャリーバッグと赤茶色のバッグを持って玄関へ向かった。
アタシが玄関から出ようとした時、あいつがアタシの行く手をふさいだ。
あいつはアタシに『出て行かないでくれぇ…この通りだ~』と言うて、メソメソ泣いた。
アタシは、キャリーバッグの金具であいつの左目を激しく叩いて目をつぶした。
あいつは『目がつぶれた…目がみえん…』と言うて泣いた。
けど、アタシは『フン、そんなんしらんわよ…嫁はん粗末にしたけんバチが当たったのよ!!』と言うてツバをはいた。
そして、アタシは家出した。
アタシは…
あななマザコン野郎と結婚したさかいに…
大失敗をこうむった…
40過ぎの女のアタシに…
結婚なんて…
猫に小判よ…
ふざけるな!!
キャリーバッグと赤茶色のバッグを持って家出したアタシは、非常に激しい雨が降っている中を歩きながら怒りに震えていた。