世界一の宝物

2人は頭を下げて「何かあったら連絡しますので。」と言い、2人の電話番号が書かれた紙を俺に渡した。

「えぇ、母の事をお願いします」と頭を下げて2人は返事をすると帰っていった。

「……あー、大丈夫かなぁ。」
母の心配ではない、あの人達と会える時間が
少なくなるのではという心配だ

…松山さん、かぁ。あ、あった…
　　　　　　グシュｯｯ‼︎

盗聴器、あの人は何仕掛けてんの。
「いっ、あれ？なんか潰した…？」

…よし、あと一つ…
　　　　　　　　　　グシュｯｯ‼︎
…これでいいだろう。