走馬灯
1つだけ分かった、多分この女の人は普通の人じゃない。もしかしたら、神様゛ではないかと仮説を立てた。 神様は両手を掲げ
闇の玉と光の玉を重ね合わせ陰陽の宝玉へ
変えてしまった。

どこかで見たことがあるなと思ったら、神社とかにあるアレだ!少しだけ、親近感が沸いた。そうしている内に神様は陰陽の宝玉を、あたしの方向に向け何か言いたそうな表情をしていた。あたしはずっと神様を見つめていたその時あたしの脳に何か訴えを感じた。「貴方は、まだ此処に来るべきではない…」と確かに聴こえた。

その瞬間に、あたしの体は光の束へと飲み込まれてしまった。なんだろう?意識があるまるで、高速のジェットコースターにでも乗っている気分だ。どんどん下へ下へ落ちているのは分かる、でもどこに向かうんだろう? フッと軽く何かに吸い込まれる感覚

頭がズキズキする、泣き声や周りの雑音
誰かに触られている感じがする。あたしはゆっくりと体を起こしたすると、周りを見渡せば、さっきまで居た空間とは違って元の場所に戻れたようだ

気がついた同級生達は「カンザキが気を失って10分くらいここで寝てたんだぜ?」と言われた。あ、さっきの夢か…あんなに長く感じたけど10分しか経ってないのか、ホッとしながらも不思議だなと思った。
今日は、早めにお家に帰る事にした
とにかく、お風呂に入ろう…
ドアを開けた瞬間お母さんが半泣きになりながら、あたしを抱きしめた。




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