私の世界は色づき出したんだ
そう言い、北条君は背を向けて、日当たりの良い場所で昼寝をしだした。
「え…、北条君授業は…?」
私は、目を丸くして、尋ねると、黙秘をしだしたので授業をサボるつもりなんだと思い、私は北条君の方へ歩み寄った。
「授業はサボっちゃダメだよ!」
そう言い、顔を近づけると、北条君は顔を背け、反対に寝返りをした。
私のことを、空気人間のように思われていると思い、頬を服らませ、もう放置してやると決意し、その場を離れようとすると、足が躓いてしまい、頭から打ちそうになった。
すると、その瞬間腕を掴まれ、前に引き寄せれ、前に倒れこんだ。
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