私の世界は色づき出したんだ
「知ってんなら丁度いい。お前、そんな態度とってこの先生きていけると思っているのか!?」
私は、その言葉に益々呆れて、大きなため息をついた。
「それは、あなたの実績なの?あなたの父親の実績であなたの実績ではないのに、どうして恐れなきゃいけないの?」
すると、そいつは顔を赤くし、何も言えなくなってその場で黙りこみだした。
「先生もうすぐで来るから、席に着いたらどう?」
私は、そう言い自分の席に行こうとすると、
「よくも恥をかかせたな…!!」
そう言い、そいつは殴りかかろうとしてきたその時、無口の男の子が殴るのを阻止するように、拳を掌で押さえ、そいつは力に押し負けると。
「女に手を挙げるなんて、男として最低だな。」
そう言い、私を庇ってくれると、タイミング良く先生が教室にやってきた。
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