君の想いは僕のもの。



わたしがそう言うと、せいちゃんはとても驚いた顔をした。



「そっか。俺も有季のこと大好き」



そう言って、次はせいちゃんからキスをしてくれた。



「ねえ、有季。俺と付き合ってくれますか?」



わたしは、少しの間驚いたけどすぐにこう返事をした。



「うん!もちろんです!」



そういった途端、わたしたちに注目していたクラスの皆が一斉に騒ぎ出して、その後、すごく冷やかされた。
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