君の想いは僕のもの。
ほんとに、せいちゃんはどこで力を蓄えているのか疑問に思うくらい余裕そうだった。
一方、奏ちゃんは、月に肩を貸してあげてくれている。
「ねえ、莉華。月の腕すごいんだけど」
「え、どれどれ」
そう言いながら月の腕を触っている莉華。
「すごくない?この筋肉!!」
奏ちゃんは、少し興奮気味だ。
「うわ!すごい!まあ、そういう奏も筋肉ちゃんとあると思うけど?」
莉華が奏ちゃんの腕をまじまじとみながらそう言う。
「え、ほんと?触ってみて」
奏ちゃんにそう言われた莉華は、顔を真っ赤にしながら腕を触っていた。
「ねえ、莉華。そんな顔真っ赤にしてどうしたの?(笑)」
「う、うるさいわね!」
そう言いながら2人は、イチャイチャしている。
「ねえ、有季。ちょっと暑いから俺の袖まくってくれる?」
「うん。いいよ」
せいちゃんのシャツの袖をまくった。
「ん。ありがと」
「えへへ……//」