君の想いは僕のもの。




「はーい」



マネージャーさんは裕也を車に乗せてから華歩姉と一緒に去っていった。



「はぁ……。やっと一段落?」



正直、まだ1日目のお昼にもなっていないのにわたしたちはやり切った気分だった。



「ゆーき?まだ始まったばっかだからね?」



せいちゃんが呆れた顔でこちらを見ている。



「そうだよね……」



(よし!切り替えて行こう!これからは楽しいことしかないはず!)



「あれ、そういえば渡辺は?」



せいちゃんが今思い出したという顔でそう言った。
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