君の想いは僕のもの。



苦しくなってせいちゃんを見つめる。



「なにその顔、反則すぎ……//」



また、キスが始まった。今度は舌が入ってくるやつ。



わたしは、自分の体を支えることが出来なくなって、せいちゃんの首に腕を回した。



「大丈夫?この体制」



「い……良いから続けなさい!」



「強気な有季ちゃんもやっぱり可愛い」



そう言いながらせいちゃんは上の服を脱ぎ、上半身が裸になった。



「せ、せいちゃん……。どこ見ればいいかわかんない……」



「ん〜。こればっかりはどうしようも無いね。なれて?」



(な、なれてって!ドキドキするから見てられないよ……。)



「じゃあ、有季も脱ごっか。俺も有季に体見られるの恥ずかしい……」



せいちゃんが少しふざけた口調でそう言った。



「へ!?脱ぐの!?」



「制服汚しちゃってもいいの?」



「だめ……けど、恥ずかしい……」



まだ、せいちゃんのどこを見ていいのか分からないわたしは、したをむいたままだ。



「じゃあ、自分で脱ぐ?俺がぬがせる?」
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