君の想いは僕のもの。
:星汰side:
「初めてがせいちゃんでよかった」
俺に抱きしめられながら顔を真っ赤にしてそう言う有季。どこまで行っても可愛い。
「有季可愛かったよ。すごい、感じやすいみたいだしね(笑)」
俺の言葉を聞いてまた顔を真っ赤にしている。
「せ、せいちゃんがわたしの弱いとこばっから触るから……」
「あー、こことかね?」
そう言いながら、有季が弱い腰を人差し指でなぞってみる。
「ひゃっ!!」
「ほーらね(笑)やっぱりかわいい」
「せいちゃんのいじわる……」
そう言いながら半泣き状態になっている。
(少しやりすぎた……?)
「ごめん。有季が可愛すぎてつい……」
「い、一緒にお風呂はいってくれたら、許してあげないこともない……」
どうやら、まんざらでもなかったようだ。
「有季のくせに大胆だね。いいよ、入ろっか」
有季をお姫様抱っこして風呂場まで連れていく。