君の想いは僕のもの。



昨日はすごい1日だった。やっぱりせいちゃんは何をしててもかっこいい。



「…………ん。有季?」



そう言いながら起き上がるせいちゃん。



「ひゃっ」



せいちゃんは起き上がったと思ったら、すぐ、布団の中に潜り込んで、ベッドのそとに立っていたわたしを抱き寄せてくる。



「まだ6時半だし、もう少しだけ、ね?」



「しょうがないな〜。わたしももうちょっとせいちゃんとくっついてたい気分だからいいよ」



(少し大胆なこと言っちゃったかな。でも、本心だしね。)



「有季ー。大好きだよー」



寝起きのせいちゃんは、猫みたいですごく可愛い。
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