君の想いは僕のもの。



:月side:



《PM 7:00》



青楽祭もいよいよ最終日の後夜祭を迎えた。



最近、俺のまわりでカップルが2組も増えた。



このノリに乗って俺も春に告白しようと思っている。



だけど、さっき春があんなことを言ってくるから少し焦った。



「ねえ、春」



「ん?」



春は振り向く姿もとても可愛い。



「さっきの事なんだけどさ」



「へっ!?」



すごく驚いた顔をしている。



「俺、春に言いたいことある」



「な、なーに?」



頑張れおれ、今日春に告白するって決めてたんだろ!1ヶ月も前から!



「ずっと前から春のことが大好きです。俺と付き合ってくれませんか?」



よし、春にやっと言えた。



「え?るーも春のこと好きなの?ずっと前から?」



「うん。好き超えて大好きまで行っちゃってる」



「うん!春もるーのこと大好きだよ!」



「ほんと!?よっしゃー!」
< 185 / 318 >

この作品をシェア

pagetop