君の想いは僕のもの。
:月side:
《PM 7:00》
青楽祭もいよいよ最終日の後夜祭を迎えた。
最近、俺のまわりでカップルが2組も増えた。
このノリに乗って俺も春に告白しようと思っている。
だけど、さっき春があんなことを言ってくるから少し焦った。
「ねえ、春」
「ん?」
春は振り向く姿もとても可愛い。
「さっきの事なんだけどさ」
「へっ!?」
すごく驚いた顔をしている。
「俺、春に言いたいことある」
「な、なーに?」
頑張れおれ、今日春に告白するって決めてたんだろ!1ヶ月も前から!
「ずっと前から春のことが大好きです。俺と付き合ってくれませんか?」
よし、春にやっと言えた。
「え?るーも春のこと好きなの?ずっと前から?」
「うん。好き超えて大好きまで行っちゃってる」
「うん!春もるーのこと大好きだよ!」
「ほんと!?よっしゃー!」