君の想いは僕のもの。



「あ、そういえば、来月クリスマスだね。一緒にいたいんだけど、いい、かな?」



ちょっと気が早いかもしれないけど、せいちゃんは、人気者だから予約を取っておかなければいけない。



「当たり前でしょ。言われなくてもそのつもりだったよ」



「ほんとに!よかった!どこかいく?」



今年は、23日から冬休みだから、少し遠出もできる。



「有季は行きたいところとかあるの?」



「せいちゃんとイルミネーションみたい!あとは、お家でもどこでもせいちゃんと居れればいい!」



わたしは、せいちゃんの腕を掴みながらそういった。



「いいよ。家で過ごして、夜になったらイルミネーション見に行こっか」



せいちゃんがわたしのほっぺを両手で包み込んでムニムニし始めた。



「せ、せいひゃん。なにひてるのこへ」



「ん〜?可愛すぎるからキスする代わりにムニムニしてる」
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