君の想いは僕のもの。
「当たり前でしょ?有季は、永遠に俺のものだからね」
優しい笑顔でわたしにそう言ってくる。
「うん!嬉しい」
「それで、子供は2人くらい作って、幸せな家族をつくることが俺の夢ですっ」
「ず、ずいぶんと具体的な夢をお持ちで……」
「有季、手伝ってね?」
「も、もちろんです……//」
あっさり、プロポーズみたいなこと言っちゃって、せいちゃんのばか。
「せいちゃん、大好き……。永遠に好き……」
そう言って、買い物袋を持ってくれているせいちゃんに後ろから飛びつく。
「うお〜。ピザの材料に有季を背負ってるおれ、幸せものだわ〜」
「なによそれ(笑)」
せいちゃんは、やっぱりわたしにだけ変態だ。