君の想いは僕のもの。
「…………ふっ……美味しかったですか……。抹茶アイス……」
「う、うん」
せいちゃんが目を大きく開いて驚いている。
「どうしたの!?有季」
そう思って、有季が食べていたアイスのカップを見ると、少しだけお酒が入っていた。
「有季、酔っ払ったのね……。ピザ出来たら教えるから、それまで寝てな?」
「う、うん……」
せいちゃんの膝枕でわたしは、すぐに眠りについた。
「……き、ゆーき。起きて。ピザできたよ」
「ぴ、ピザ……?」
部屋中がピザのいい匂いで充満していた。
「サラダとかも作っといたから、ご飯たべよ」
「ありがとっ」
「「いただきます」」
ピザには、わたしの好きなサラミが入っていて、とても満足した。それに、せいちゃんが作ってくれたサラダもハートの形の野菜が入ってたりしてとても愛が籠っていた。