君の想いは僕のもの。



「そっか。寒いから俺の手離したらダメだよ?」



「うん!」



そうして、イルミネーションの会場へと向かった。



「うわぁ……!綺麗!」



イルミネーションは、大きい公園全体で行われていて、どこを見てもキラキラ光ってとても綺麗だ。



「せいちゃん、綺麗だね」



「うん。イルミネーションも綺麗だけど、有季も綺麗だよ」



イルミネーションの光で有季が照らされていつもよりももっと可愛い。



「なっ!い、今は、イルミネーションに集中してください……!」
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