君の想いは僕のもの。




「えー。俺は、どこでも有季とイチャイチャしたい」



「せいちゃんの変態!!」



最近、有季は俺の事を変態と言ってくるけど、実際にそうなのかもしれないと最近は思ってしまう。



それくらい、有季がいなかったら俺は生きていけないと思う。



「はいはい。お家に帰るまで我慢しますよ」



「ほんと?」



さっきまで、幼稚園児みたいだったのに今はお母さんみたいだ。



「ほんと」



「おうち帰ったら沢山イチャイチャしようね」



「あたりまえ」



そうして、有季と繋いでいる手を自分のジャンパーのポケットに入れる。
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