君の想いは僕のもの。



「わたしがイルミネーション見に行こうだなんて言ったから……」



有季はなんでも自分が悪いって思い込んでしまう。実際にそんなことは1ミリもないのに。



「そんなことない。俺は楽しかったよ。ただ、体それについてこなかっただけ」



「楽しかったんだ……。それは、良かった……。けどけど、そんなに寒そうにして、ほんとにごめんね?」



そう言って抱きついてくる有季。



「有季暖かいね。じゃあ、一緒にお風呂入ろっか?」



「へっ。そ、それとこれとは別と言いますか……」



「へっクションっ!はぁ……、有季のおかげで風邪ひいちゃいそう……」



「分かりましたよ!一緒に入ります……//」



有季と一緒にお風呂に入れるならこれも悪くないのかもしれないけど。



「うんっ。ありがとーね」



「ど、どういたしまして……」



:星汰sideおわり:
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