君の想いは僕のもの。



「よし、じゃあクリスマスプレゼント2つ目を有季にあげたいと思います!」



「あ、ありがとございます……」



そう言って、せいちゃんがくれたのはわたしの上半身くらいある大きい白のくまのぬいぐるみだった。



「うわぁ……。かわいい……」



「有季、こういうの好きでしょ?」



その通りである。わたしの部屋には、色んな動物の可愛いぬいぐるみが沢山置いてある。



まあ、ほとんどがせいちゃんからのプレゼントだけど。



「うん!大好き!」



「で、これが3つ目」



そう言って、靴の箱を渡してきた。



「靴?」



わたしがそう言うと、せいちゃんがちょっとおいでとわたしを玄関に誘った。
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