君の想いは僕のもの。



そう決めたわたしは、そのままズカズカと露天風呂まで足を進め、脱衣所で勢いよく浴衣を脱ぎ、せいちゃんの元へと向かった。



“ガラッ”



「せ、せいちゃん!!!わたしも一緒にお風呂入らせていただきます!」



「は!?」



せいちゃんが驚いてるのを無視しながら、そう大声で宣言し、せいちゃんをめがけてお風呂に飛び込んだ。



“バシャーーン!!”



「あっぶね〜、どっか打ったとことかない?大丈夫?」



「だ、大丈夫です……//」



今更、恥ずかしさが込み上げてきて顔の温度がどんどん上がっていく。



「何恥ずかしがってるの。自分で来たくせに(笑)」



「だって、せいちゃんがわたしをひとりにするから……」
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