君の想いは僕のもの。
せいちゃんのピアノはとても綺麗で、小さい時は、一日中聞いてることもあった。
コンクールに出ると必ず賞を取ってたし、せいちゃんのピアノに影響されて月もピアノを始めたり。
とにかく、せいちゃんのピアノはとても凄いのだ。
「せいちゃん今回は、なんの曲にするの!」
「んー、無難な曲にしようと思ってるかな〜」
「じゃあ、わたしもみんなが出来るだけわかるような曲にしようかな。」
(せっかくなら聞いてくれる人みんなに楽しんでもらいたいもんね!)
「うん。いいと思うよ」
「練習頑張らなきゃな〜!」
「無理しちゃダメだよ〜?有季、発表会の度に熱出して倒れてるからね?」
「あはは……。気をつけます……」
「うん。それでよし!」
その後、せいちゃんのことをお見送りしてからお風呂に入り、眠りについた。