君の想いは僕のもの。




せいちゃんのピアノはとても綺麗で、小さい時は、一日中聞いてることもあった。



コンクールに出ると必ず賞を取ってたし、せいちゃんのピアノに影響されて月もピアノを始めたり。



とにかく、せいちゃんのピアノはとても凄いのだ。



「せいちゃん今回は、なんの曲にするの!」



「んー、無難な曲にしようと思ってるかな〜」



「じゃあ、わたしもみんなが出来るだけわかるような曲にしようかな。」



(せっかくなら聞いてくれる人みんなに楽しんでもらいたいもんね!)



「うん。いいと思うよ」



「練習頑張らなきゃな〜!」



「無理しちゃダメだよ〜?有季、発表会の度に熱出して倒れてるからね?」



「あはは……。気をつけます……」



「うん。それでよし!」



その後、せいちゃんのことをお見送りしてからお風呂に入り、眠りについた。
< 29 / 318 >

この作品をシェア

pagetop