君の想いは僕のもの。



「ああ、わたしから一生離れる気ないっていうやつでしょ?」



「なんだ。覚えてるんじゃん」



「忘れるわけないよ。すっごく嬉しかったんだから」



今でも、あの時のことは鮮明に覚えている。



「有季、愛してるよ」



「わたしもだ。ばーか」



そう言って、せいちゃんの口にキスをする。



「いくつになっても可愛いね。有季は」



「じゃあ、おばあちゃんになっても愛してね」



「もちろん」



そう言って、皆が待つ吉崎家、我が家へと帰った。










< 318 / 318 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:26

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

私は代わりなんて嫌ですから!

総文字数/17,372

恋愛(学園)49ページ

この男子に要注意!

総文字数/43,219

恋愛(学園)131ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop