君の想いは僕のもの。



「じゃあ、また明日の朝有季迎えに来るから〜」



「るー、朝ご飯よろしくね!」



「お、おう//」



春ちゃんにそう言われて、月がとても照れていた。



我が家の朝ごはん担当は月で、意外と料理が上手なのだ。月が作るオムレツは最高に美味しい。



「「ばいばーい」」



「よし、皆帰ったし後片付けするよ!」



「え〜、明日で良くない?」



「いいから、やるの!月はリビングよろしくね」



「はぁ……。わかりましたよ」



月に、リビングの片付けを任せて、わたしは、食器洗いを始めた。



「急いで終わらせて早く寝るぞー!」



「いきなりなんだよ、ビビるだろ」



「え?口に出てた?」



「はぁ?」



どうやら、また口に出してたみたいで、せいちゃんが言ってたことが本当だったことをまた思い知らされた。



「姉ちゃん、ローテーブル置いておいてもいい?」



「えぇーー?」



結局寝たのは夜中の1時過ぎだった。









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