君の想いは僕のもの。
「有季?それって誘ってるの?」
「さ、誘うって……//」
「もう、そんなに顔赤くして。まあ誘われてもそんな時間ないから我慢させちゃうけどね」
せいちゃんがわたしの頭を撫でながらそう言った。
「え?って顔してるけどもう8時だよ」
「えええ!?早く言ってよ!」
「有季が可愛くて、つい」
最近、せいちゃんは沢山わたしのことを可愛いと言ってくる。
そんなことを考えていたら、急いで準備しなきゃいけないことを思い出し、わたしは布団を飛び出した。