☆表の顔と裏の声★
カウンセリング
児童精神科医は3人とも同じ先生で、心理療法のカウンセラーは3人バラバラだった。
順番に診察をするだけでも時間がかかる。
れいの診察中、2人で待合室のベンチに座っていると、蓮が私にチョコをくれた。
「ほら、チョコやる。」
私は蓮の顔を見て笑顔でぺこりと頭を下げると、
蓮は顔を赤くして目をそらした。
【どうしたの?】
「いや、そんな顔で見られたら……ねぇ……照れるっていうか…」
私はよくわからなくて頭を傾げると、
「いやいや!それも反則だからぁ~!」
と言ってベンチに倒れこんだ蓮を、診察室から出てきたれいが不思議な顔をして見ていた。
「蓮……何やってんの?次あんたの番だよ」
私は今度、れいの顔を見て首を傾げた。
順番に診察をするだけでも時間がかかる。
れいの診察中、2人で待合室のベンチに座っていると、蓮が私にチョコをくれた。
「ほら、チョコやる。」
私は蓮の顔を見て笑顔でぺこりと頭を下げると、
蓮は顔を赤くして目をそらした。
【どうしたの?】
「いや、そんな顔で見られたら……ねぇ……照れるっていうか…」
私はよくわからなくて頭を傾げると、
「いやいや!それも反則だからぁ~!」
と言ってベンチに倒れこんだ蓮を、診察室から出てきたれいが不思議な顔をして見ていた。
「蓮……何やってんの?次あんたの番だよ」
私は今度、れいの顔を見て首を傾げた。