☆表の顔と裏の声★
高校生になってもだらだらとカウンセリングに
通い続けていた私は、1人だけ取り残されている
気がしていた…
訓練をして微かな声が出るようになったけど、
男の人は、まだ怖い……
未だ2人きりになる事も声を出す事も出来ない
状態で、蓮やれいのようにアルバイトをする事も当然無理だった。
そんな私が見つけた、1人で夢中になれるもの……
「お、青木まだ残ってたのか」
「!!……」
急に扉が開き驚いた私は持っていた筆を床に
落とした。
「ごめん、ビックリしたか!?そろそろ片付けて暗くなる前に帰るんだぞ」
「はぃ……」
私は美術部に入り、いつも最後まで残って
1人黙々と絵を描いていた。
通い続けていた私は、1人だけ取り残されている
気がしていた…
訓練をして微かな声が出るようになったけど、
男の人は、まだ怖い……
未だ2人きりになる事も声を出す事も出来ない
状態で、蓮やれいのようにアルバイトをする事も当然無理だった。
そんな私が見つけた、1人で夢中になれるもの……
「お、青木まだ残ってたのか」
「!!……」
急に扉が開き驚いた私は持っていた筆を床に
落とした。
「ごめん、ビックリしたか!?そろそろ片付けて暗くなる前に帰るんだぞ」
「はぃ……」
私は美術部に入り、いつも最後まで残って
1人黙々と絵を描いていた。