☆表の顔と裏の声★
児童養護施設
退院してから私は児童養護施設に入所した。
ここからまた初めての人達と初めての生活をする事になったけど、それほど不安はない。
目の前で殺人と自殺を見た私に、それ以上の怖いものはなかったからかも。
「はじめまして、青木七海ちゃん。私はここの
施設長で日野智子と言います。よろしくね」
自己紹介をしてくれた施設長は、子供の私から
見てたぶん50歳くらいで優しそうな人。
私がぺこりと頭を下げると、施設長は笑顔で
頭を下げてくれた。
ここからまた初めての人達と初めての生活をする事になったけど、それほど不安はない。
目の前で殺人と自殺を見た私に、それ以上の怖いものはなかったからかも。
「はじめまして、青木七海ちゃん。私はここの
施設長で日野智子と言います。よろしくね」
自己紹介をしてくれた施設長は、子供の私から
見てたぶん50歳くらいで優しそうな人。
私がぺこりと頭を下げると、施設長は笑顔で
頭を下げてくれた。