☆表の顔と裏の声★
診察室に入るとそこには男性の医師がいて、
私は椅子に座るのを一瞬躊躇う。
「はじめまして、熊谷と言います。
どうぞ、座っていいですよ」
ゆっくり進み椅子を引いた辺りで早速話し始めた。
「問診票に書く事沢山あって大変だったでしょ!
八嶋先生からあなたの話しは少し聞いてますよ」
何を聞いているんだろぅ…
「それから問診票に書いてもらったけど、青木さんが以前通ってた病院の主治医の先生ね、私の奥さんなんですよ。ハハッ」
「ぇ!」
「けど心配しないで!夫婦でも患者さんの情報を
漏らす事は絶対にないからね。ただ八嶋先生が
青木さんを連れてくると聞いて、奥さんは安心してましたよ」
少し警戒心が和らいだ私は、自分の電子メモを
取り出し書き始めた。
私は椅子に座るのを一瞬躊躇う。
「はじめまして、熊谷と言います。
どうぞ、座っていいですよ」
ゆっくり進み椅子を引いた辺りで早速話し始めた。
「問診票に書く事沢山あって大変だったでしょ!
八嶋先生からあなたの話しは少し聞いてますよ」
何を聞いているんだろぅ…
「それから問診票に書いてもらったけど、青木さんが以前通ってた病院の主治医の先生ね、私の奥さんなんですよ。ハハッ」
「ぇ!」
「けど心配しないで!夫婦でも患者さんの情報を
漏らす事は絶対にないからね。ただ八嶋先生が
青木さんを連れてくると聞いて、奥さんは安心してましたよ」
少し警戒心が和らいだ私は、自分の電子メモを
取り出し書き始めた。