吐息


「ぁ……それ以上は……っ」

「ここ? ……好きなくせに。気持ち良さそうな顔してるよ」

「そこは……ぁ、だめ……っ」


込み上げる快感。


身体を逸らせると、私は絶頂に達した。


それでも、彼は許してくれなかった。


何度も私を気持ちよくして、その反応を楽しんでいた。


ひとしきり堪能したあと、飛鳥さんが熱のこもった息を吐いた。


「あぁ、だめだ。俺も我慢の限界」


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