赤崎さんと青井くん
じゃあよろしく、と言って図書室を去る。

私は由理香の味方。

友達の恋を応援するのは当たり前じゃないか。

そう自分に言い聞かせながら家に帰った。

「私は由理香の味方。友達の応援するのは当たり前。私は____」

胸がチクチクするのは、気付かない振りをした。

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