マネキン少女
正直言って余り上手くないイラストを見せるだなんて勇気がいる。
しかし、他人から見た私のイラストがどれくらいのレベルの評価を受けるかという事に興味津々だ。
「いいよ……」
そう呟くと、私の部屋に入りベッドに腰掛ける春。
自分のイラストを他人に見せるという事実にドキドキしながら、スケッチブックを両手で持つと春の横に移動した。
「私のイラスト下手だよ……」
「下手でも良いよ。るるちゃんのイラストが見たいんだ!」
「じゃあ、これ……」
恥ずかしい気持ちを押し殺しながら、スケッチブックを差し出した。
「ありがとう!」
そう言って春がスケッチブックを開いた瞬間、恥ずかしくなって自分の太ももに視線を移す。
下手だとおもわれたかな?
呆れちゃったかな?
マイナスに考えると、気持ちは落ちていった。
「るるちゃん。凄いよ、これ!!めちゃくちゃ上手い!!」
しかし、春が思いもしなかった言葉を口にした為に私の心はざわめいた。
「え、本当!?」
「うん!凄い上手い!」
私が誰かに認めて貰った初めての瞬間。
しかし、自分のイラストが上手いと褒められた事が納得行かない。
「ほ、本当に?」
しかし、他人から見た私のイラストがどれくらいのレベルの評価を受けるかという事に興味津々だ。
「いいよ……」
そう呟くと、私の部屋に入りベッドに腰掛ける春。
自分のイラストを他人に見せるという事実にドキドキしながら、スケッチブックを両手で持つと春の横に移動した。
「私のイラスト下手だよ……」
「下手でも良いよ。るるちゃんのイラストが見たいんだ!」
「じゃあ、これ……」
恥ずかしい気持ちを押し殺しながら、スケッチブックを差し出した。
「ありがとう!」
そう言って春がスケッチブックを開いた瞬間、恥ずかしくなって自分の太ももに視線を移す。
下手だとおもわれたかな?
呆れちゃったかな?
マイナスに考えると、気持ちは落ちていった。
「るるちゃん。凄いよ、これ!!めちゃくちゃ上手い!!」
しかし、春が思いもしなかった言葉を口にした為に私の心はざわめいた。
「え、本当!?」
「うん!凄い上手い!」
私が誰かに認めて貰った初めての瞬間。
しかし、自分のイラストが上手いと褒められた事が納得行かない。
「ほ、本当に?」