Crush~いつも君を想う~
第1章*お見合い時代
1-1*いとこからの提案
その提案を持ちかけれたのは、1週間前のことだった。
「んもー、ムカつくったらありゃしない!」
「千世ちゃん、落ち着きなよ」
私はテーブルのうえに紅茶と千世ちゃんの大好物であるキャラメルブールドネージュを置いた。
「これが落ち着かずにいられますか!
今日と言う今日ほど頭にきたことなんてないんだから!」
私、本條一果(ホンジョウイチカ)のいとこ・河野千世(コウノチセ)ちゃんは家にきた時から怒り心頭である。
「何でお見合いなんかしなきゃいけないのよ!
しかも、家のためにって何なの!?
こんなの売られるのも同然じゃないのよ!」
「まあまあ」
千世ちゃんをなだめる私だけれども、彼女の怒りは収まらなかった。
「んもー、ムカつくったらありゃしない!」
「千世ちゃん、落ち着きなよ」
私はテーブルのうえに紅茶と千世ちゃんの大好物であるキャラメルブールドネージュを置いた。
「これが落ち着かずにいられますか!
今日と言う今日ほど頭にきたことなんてないんだから!」
私、本條一果(ホンジョウイチカ)のいとこ・河野千世(コウノチセ)ちゃんは家にきた時から怒り心頭である。
「何でお見合いなんかしなきゃいけないのよ!
しかも、家のためにって何なの!?
こんなの売られるのも同然じゃないのよ!」
「まあまあ」
千世ちゃんをなだめる私だけれども、彼女の怒りは収まらなかった。