Crush~いつも君を想う~
おじさんとおばさんに林太郎さんと一緒に暮らすことを話した時、反対されるんじゃないかと不安になったけれど、意外にも彼らはそれを認めてくれた。
千世ちゃんのこともあったし、いつかは自分たちの元を離れるのは当然のことだと思ったのかも知れない。
そう言う訳で、私たちは今日から同棲スタートである。
先ほど林太郎さんが運んでくれた段ボールを開けると、プラスチックの収納ボックスに中身を移した。
「よし、終わり」
収納ボックスに全て移し替えると、押し入れの中に入れた。
「えーっと、この段ボールは…」
次の段ボールを開けようとして手をかけたら、
「一果さん」
林太郎さんが戻ってきた。
「何?」
声をかけた私に、
「ポストの中を見たら、手紙が入ってて」
と、林太郎さんは封筒を見せてきた。
千世ちゃんのこともあったし、いつかは自分たちの元を離れるのは当然のことだと思ったのかも知れない。
そう言う訳で、私たちは今日から同棲スタートである。
先ほど林太郎さんが運んでくれた段ボールを開けると、プラスチックの収納ボックスに中身を移した。
「よし、終わり」
収納ボックスに全て移し替えると、押し入れの中に入れた。
「えーっと、この段ボールは…」
次の段ボールを開けようとして手をかけたら、
「一果さん」
林太郎さんが戻ってきた。
「何?」
声をかけた私に、
「ポストの中を見たら、手紙が入ってて」
と、林太郎さんは封筒を見せてきた。