Crush~いつも君を想う~
5-3*準備真っ只中
私と林太郎さんが出会ってから、もうすぐで1年を迎える。
千世ちゃんの身代わりとして出たお見合い相手と結婚することになったと1年前の私が知ったら、それはもう驚くかも知れない。
私たちは結婚式に向けて準備を進めていた。
「えーっと、引き出物は…」
ブツブツと呟きながら考えている端正なその横顔を見ながら、私は招待状を書いていた。
結婚式は神社で、それも和装で挙式をすることに決めた。
「一果さん、ウェディングドレスじゃなくてもいいの?
ウェディングドレスを着て教会で挙式をしたかったら、俺はそっちでも…」
と、林太郎さんは言っていた。
だけども、
「タキシード姿の林太郎さんも見たいけれど、着物姿の林太郎さんの方が好きだから神社で挙式をしたい」
と、私は返事をした。
その時の林太郎さんの顔が紅くなったのは、言うまでもない。
千世ちゃんの身代わりとして出たお見合い相手と結婚することになったと1年前の私が知ったら、それはもう驚くかも知れない。
私たちは結婚式に向けて準備を進めていた。
「えーっと、引き出物は…」
ブツブツと呟きながら考えている端正なその横顔を見ながら、私は招待状を書いていた。
結婚式は神社で、それも和装で挙式をすることに決めた。
「一果さん、ウェディングドレスじゃなくてもいいの?
ウェディングドレスを着て教会で挙式をしたかったら、俺はそっちでも…」
と、林太郎さんは言っていた。
だけども、
「タキシード姿の林太郎さんも見たいけれど、着物姿の林太郎さんの方が好きだから神社で挙式をしたい」
と、私は返事をした。
その時の林太郎さんの顔が紅くなったのは、言うまでもない。