Crush~いつも君を想う~
「ヨイショ…」

横になっていた躰を起こしたとたんに、クラリ…とめまいがした。

いきなり躰を起こしたせいなのかな…?

それに気のせいかな?

寝たのに躰がダルいような…?

「床のうえで寝たのが悪かったのかな?」

次に昼寝をする時はソファーかベッドのうえに移動しようと思いながら、私は冷蔵庫の方へと足を向かわせた。

冷蔵庫のドアを開けて中身の確認をする。

「えーっと、にんじんとたまねぎが中途半端に残ってるな…」

この間の夕飯はシチューだったので、その2つだけが残っているのだ。

「今日はナポリタンにするか」

これからスーパーマーケットに行ってピーマンとソーセージを買わなくっちゃ。

それ以外で何か買うものがないかどうかの確認をすると、財布とエコバッグを手に持って家を後にした。
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