Crush~いつも君を想う~
6-4*いつも君を想う
両親学級を受けた次の週、私たちはいつでも大丈夫なように出産準備に取りかかった。
旅行カバンを入院用とベビー用に分けて、それぞれに必要なものを入れた。
「セレモニードレスはどうする?」
デパートで買ったばかりの白のセレモニードレスを手に林太郎さんが聞いてきた。
「入院準備として持って行くとシワになっちゃいそうだよね…」
「じゃあ、退院当日に俺が家から持って行くのはどう?
その方がシワにならないと思うし」
「そうだね、お願いね」
セレモニードレスは林太郎さんにお願いすることにした。
「フフフッ、小さいなあ」
ベビー服の水通しを済ませて乾かしている間、小さなそれに私の顔はにやけてしまった。
早く着せてあげたいなあと思いながら、大きくなったお腹をなでた。
旅行カバンを入院用とベビー用に分けて、それぞれに必要なものを入れた。
「セレモニードレスはどうする?」
デパートで買ったばかりの白のセレモニードレスを手に林太郎さんが聞いてきた。
「入院準備として持って行くとシワになっちゃいそうだよね…」
「じゃあ、退院当日に俺が家から持って行くのはどう?
その方がシワにならないと思うし」
「そうだね、お願いね」
セレモニードレスは林太郎さんにお願いすることにした。
「フフフッ、小さいなあ」
ベビー服の水通しを済ませて乾かしている間、小さなそれに私の顔はにやけてしまった。
早く着せてあげたいなあと思いながら、大きくなったお腹をなでた。