八木澤くんは不器用に想う




「ん?
………○◆×△※!?!」




ポトっとそこに落ちた黒い物体に焦点が合うと、サーッと青ざめた。




「……安木?
どうし…」



「ひぎゃぁああ!!!!」



「…!?」




驚きすぎて、


勢いよく八木澤くんに抱きついた。



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