素直になりたい。
私と天羽くんは東京駅に降り立ち、日比谷の方まで歩いた。
その行く道までのイルミネーションが日溜まりのような淡いオレンジ色だったり、青だったり。
場所を変えればころころと移り変わるその表情が目を楽しませてくれた。
私は青を貴重とした海底のような幻想的な世界も好きだけど、
ほっこりと暖かく、日溜まりのような淡いオレンジ色の世界も好き。
......好き、か。
私が今まで1度も人に対して使って来なかった言葉。
"好き"
素直に誰かに言えたなら、
どれだけ幸せになれるだろう。
幸せに出来るだろう。
なんて、そんなことを考えるようになったのも、
初めて好きに出逢ったからだ。
その好きをくれた人は......
その行く道までのイルミネーションが日溜まりのような淡いオレンジ色だったり、青だったり。
場所を変えればころころと移り変わるその表情が目を楽しませてくれた。
私は青を貴重とした海底のような幻想的な世界も好きだけど、
ほっこりと暖かく、日溜まりのような淡いオレンジ色の世界も好き。
......好き、か。
私が今まで1度も人に対して使って来なかった言葉。
"好き"
素直に誰かに言えたなら、
どれだけ幸せになれるだろう。
幸せに出来るだろう。
なんて、そんなことを考えるようになったのも、
初めて好きに出逢ったからだ。
その好きをくれた人は......