素直になりたい。
「直禾ちゃん」
「ん?」
人が行き交う並木道の真ん中。
そこだけは誰もが避けて通らない。
不思議な不思議な2人きりの世界。
ちらちらと
まるで桜が舞うように、
雪が夜空から舞い降りる。
スノードームの中のような世界に、
私は閉じ込められた。
「直禾ちゃんのことが好きです」
「えっ...」
私は言葉を失った。
突然何を言われるかと思ったら、まさかの告白。
しかも...
一生手に届かないと思っていた
王子様に。
「直禾ちゃん」
天羽くんが私を抱き締める。
今までのように優しくではなく、
強く強く抱き締める。
伝わる。
暖かくて
優しくて
強い
気持ちが
全身に巡っていく。
「オレは直禾ちゃんを悲しませたりしない。絶対に泣かせない。約束する。だから、オレと......付き合ってください」
「ん?」
人が行き交う並木道の真ん中。
そこだけは誰もが避けて通らない。
不思議な不思議な2人きりの世界。
ちらちらと
まるで桜が舞うように、
雪が夜空から舞い降りる。
スノードームの中のような世界に、
私は閉じ込められた。
「直禾ちゃんのことが好きです」
「えっ...」
私は言葉を失った。
突然何を言われるかと思ったら、まさかの告白。
しかも...
一生手に届かないと思っていた
王子様に。
「直禾ちゃん」
天羽くんが私を抱き締める。
今までのように優しくではなく、
強く強く抱き締める。
伝わる。
暖かくて
優しくて
強い
気持ちが
全身に巡っていく。
「オレは直禾ちゃんを悲しませたりしない。絶対に泣かせない。約束する。だから、オレと......付き合ってください」