素直になりたい。
エピローグ
「ふわぁ。直禾、おはよう」
「おはよ。朝ごはん出来てるよ。ったく、ほんと、お坊っちゃんは何も出来なくて困りますねぇ」
「いや、ほんと、申し訳ないっす...」
「申し訳ないって思うなら朝早く起きて一緒にご飯作るとか、掃除するとか、洗濯するとか、そういう...」
......ずる。
ほんと、この人はずるい。
私が怒り出すと、いつも後ろから抱き締めてくる。
「ごめん...。明日はごみ出しするから許して」
なんだ、覚えてたのか。
なら、しょうがない。
許すか...。
「分かった、許す。それより、早く食べて。今日は2人共1限からなんだから」
「了解でぇす」
なんか、2人になって、甘えてくるようになったというか、キャラ変したというか、そんな気もしないでもないけど、
それでも、まぁ
好きなのには、
大好きなのには変わりないので、
私は今日も
彼の目の前で、
朝食を食べる。
そして、歯を磨いたり、髪を整えたり、色々こなして、
家を出る。
「おはよ。朝ごはん出来てるよ。ったく、ほんと、お坊っちゃんは何も出来なくて困りますねぇ」
「いや、ほんと、申し訳ないっす...」
「申し訳ないって思うなら朝早く起きて一緒にご飯作るとか、掃除するとか、洗濯するとか、そういう...」
......ずる。
ほんと、この人はずるい。
私が怒り出すと、いつも後ろから抱き締めてくる。
「ごめん...。明日はごみ出しするから許して」
なんだ、覚えてたのか。
なら、しょうがない。
許すか...。
「分かった、許す。それより、早く食べて。今日は2人共1限からなんだから」
「了解でぇす」
なんか、2人になって、甘えてくるようになったというか、キャラ変したというか、そんな気もしないでもないけど、
それでも、まぁ
好きなのには、
大好きなのには変わりないので、
私は今日も
彼の目の前で、
朝食を食べる。
そして、歯を磨いたり、髪を整えたり、色々こなして、
家を出る。