素直になりたい。
高校3年生になって2日目。
ついにその時がやって来た。
「では、委員会を決めたいと思います」
新学期の恒例行事ともいえる委員会決めが始まった。
2年間、私は図書委員だった。
特別本が好きなわけでもないのだけれど、男女1人ずつの委員会がこれと体育委員会で、体育なんてまっぴらごめんな私は図書委員を引き受けていた。
男子の方は、2年連続で落ち着いている文学少年だったから、私も変な気を起こさず、慣れた手付きで業務を遂行出来た。
だけど、このクラスにその少年はいない。
改めてクラスの男子陣を見てみると、顔面偏差値の高さに驚かされた。
内部進学の理系クラスなのだけれど、よくよく見れば賢そうなイケメンばかり。
これは参った。
目のやり場に困る。
そうじゃなくても、男女共学なのに男子とはあまり喋ったことがなくて、全然免疫が付いていないというのに...。
ついにその時がやって来た。
「では、委員会を決めたいと思います」
新学期の恒例行事ともいえる委員会決めが始まった。
2年間、私は図書委員だった。
特別本が好きなわけでもないのだけれど、男女1人ずつの委員会がこれと体育委員会で、体育なんてまっぴらごめんな私は図書委員を引き受けていた。
男子の方は、2年連続で落ち着いている文学少年だったから、私も変な気を起こさず、慣れた手付きで業務を遂行出来た。
だけど、このクラスにその少年はいない。
改めてクラスの男子陣を見てみると、顔面偏差値の高さに驚かされた。
内部進学の理系クラスなのだけれど、よくよく見れば賢そうなイケメンばかり。
これは参った。
目のやり場に困る。
そうじゃなくても、男女共学なのに男子とはあまり喋ったことがなくて、全然免疫が付いていないというのに...。