青春の花は素顔に咲く
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今日は白銀は仕事が放課後からしかないらしく。
「たくさん勉強できるね! 白銀!」
「そうだな。今日もよろしく頼む。黒野」
「もちろん。ワークやってきた?」
「ああ。一応わからないところもメモしておいた」
「えらいじゃん。さすが」
「少しでも時間を作りたいからな。黒野も忙しいし」
さわやかにそう笑う白銀。
本当、空き時間には本当は寝たほうがいいんだろうけど。
頑張らなきゃって焦る気持ちはわかるけどね。あたしもそういうところあるし。
「ほどほどにね」
「気遣いサンキュな」
「とっ友達だから当然でしょっ」
思わず反射的に照れてしまうあたし。
美也子は微笑ましそうにあたし達を見ていた。