青春の花は素顔に咲く
*
あの後、白銀……カケルは疲れたのかまた眠っていった。
すやすやと寝る姿は、幸せそうに見えた。
「お疲れ、カケル」
カケルはすごく頑張ったと思う。尊敬できるぐらいに、頑張ったと思う。
だから。今度は、あたしの傍で肩の力を抜いて、笑っていてほしい。
どんなにつらいことがあっても、あたしは逃げない。
絶対、はありえないかもしれない。
だけど。
カケルのそばに居たいんだ。あたしは。
こんなダサくてみじめなあたしだけど。カケルに必要にされれば、もうそれで何もかもが満たされるぐらいに、幸せになれるから。
だからさ、カケル。
今度は、あたしがカケルをそうさせてあげれるようになりたいな。
なんて。
ずうずうしいことをあたしは願う。
心から願う。カケルの笑顔を、願う。それが、あたしの笑顔につながる
のだから。
ずっとずっと、願い続けるよ。
あの後、白銀……カケルは疲れたのかまた眠っていった。
すやすやと寝る姿は、幸せそうに見えた。
「お疲れ、カケル」
カケルはすごく頑張ったと思う。尊敬できるぐらいに、頑張ったと思う。
だから。今度は、あたしの傍で肩の力を抜いて、笑っていてほしい。
どんなにつらいことがあっても、あたしは逃げない。
絶対、はありえないかもしれない。
だけど。
カケルのそばに居たいんだ。あたしは。
こんなダサくてみじめなあたしだけど。カケルに必要にされれば、もうそれで何もかもが満たされるぐらいに、幸せになれるから。
だからさ、カケル。
今度は、あたしがカケルをそうさせてあげれるようになりたいな。
なんて。
ずうずうしいことをあたしは願う。
心から願う。カケルの笑顔を、願う。それが、あたしの笑顔につながる
のだから。
ずっとずっと、願い続けるよ。