物事は計画的に。
どうやら、突然の休暇を疑問に思ったらしく椿に聞かれた。
「そういえば、岳さんお仕事はお休みだったんですか?」
「今日は有給の消化。
溜まってて僕が取らないと他の連中が取りづらいとかって言われてたから丁度良かったな
まあ、一番の目的は椿の捜索だが。」
本来ならデートもしたいし、休暇申請の前に椿に相談するが今日の案件は君なんでね。
本当に申し訳ない気持ちでがっかりしている椿を見ると心が痛んだ。
僕の突然の出現と話し合いでお昼ごはんを食べるのを忘れていた。
黙っていて図書館に乗り込んで申し訳なく思い椿にデートを提案してみよう。
「いや、たまには外で食べよう。
夜の事も気にせず、久しぶりのデートって事で出掛けるぞ。」
「はい!」
良かった。
喜んでくれた。
ほっとしていた瞬間ーーーーーーーーーーー
椿がギュッと胸に飛び込んできたーーーーーー
「、ごめんなさい!!
岳さんからの嬉しい提案に思わずハグしちゃいました。」
離れようとする椿を更に強く抱き締める。
離すわけないだろ?
「……あの、
改めて、パートの事を何も相談しなくてごめんなさい。
次からは岳さんに相談をします。」
「っと言うことは、懲りずにパートをすると言うことか?
それは了承するのには色んな条件を付けるが。」